インタビュー集2013-03-23

村上春樹のインタビュー集を読んだ。
3ヶ月くらいかかった。
文体に慣れないのと、出てくるタイトルのうろ覚えさ。
あれ、そんなはなしだったけ?みたいな。

その後読んだ
海堂尊の「マドンナ・ベルディ」は2日。
読みやすいのはもちろんだけれど
物語に自分をのせられるとのせられないのとで全然ちがうこと
実感しました。

今年は桜の開花が早くてほんとうに「サヨナラ」の桜です。
桜ってずっと出会いの花だったのに。
考えたら小さな町の桜は学校にあるのね。
東京は至る所に桜がある。住宅の中にもある。
花見をする、とういう行為は東京に来てからだ。
東京では毛虫をほとんどみなくて、もともといないのか。
それともたくさん消毒液をかけるのか、どっちなんだろう。

「花追い」って言葉が好きで
遠くからみるとびっしり咲いてるように見えるけれど
近づくと案外花はまばらに咲いていて
だから、子供が、「あっちのほうがいっぱい咲いてる」って
花を追って知らないところまで行ってしまって
迷子になることなんだけれど。
夢中になるっていいな。
花を追って迷子になりたいな。

ああ、この花追いって
レンゲ畑のことなんだけれどさ。
春、レンゲの咲くたんぼ道、強い西風
春の香りを胸一杯にかいだ希望の瞬間を
この時期私の鼻の奥をつんと刺激する。

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