グサグサくるね2015-03-01

三原順祭、続行中

何度読み返しても
グサグサくるよね。
人が人と接することに息が詰まったり
安らいだり。
不意に、おそってくる涙は素直に流そう。

殺されそうになった思い出を
明確でないながら抱え続けてたディー
ナイフで自分を刺した女の子が自分の母親だって知るのはもっと後。
『どうして、あの娘はオレを刺したの?』
『やっぱりオレを嫌いだったんだろうか?』
『マギーはオレを嫌いじゃないの?だからキスしてくれるの?』
”ええ、私はあなたが大好きよ”
”でもあの娘も私よりずっとディーを大好きだったのよ”
”どうやったらあなたに分かって貰えるのかしらねェ。本当にあなたを大好きだったのよ”

                  ー SONS3 三原順

人はどうして懐疑的になったり
頭で納得してるのに、気持ちが追いつかないのかなぁ。

ムラカミさん2015-02-25

友人が村上春樹さんからメールがきたってFBに載せてた。
「村上さんのところ」ですね。

初めの頃は追いついていたけれど
いまや4周くらい遅れているんだじゃないかな。
追いつけない。

しかし、不倫って多いですね
と村上氏もおしゃっているが、半分くらいは恋バナ。
うん、家族愛とは別に人は恋をすることをやめられないのだよ。
誰かを好きであることは幸せなことだよね。

三原順まつり22015-02-01

てことで、
& かなり精神的に落ち込んでいることもあって
大人買い。
はみだっし子以降の作品。

ルーソロも。
泣く用意は出来ている。
いっぱい泣くぞ。

いまさ、お腹の中に消化しきれない塊が
ずっと居座ってる。
悲しいのに、涙が出なくて
なにかで衝動発散しないと治まらないところまできていた。

ちょうどよかった。
そして、時間がすこし出来るだろうから
また、たくさん本を読もう。
自分の世界を広げるために。

三原順まつり2015-01-28

びっくらこいた。
昨晩突然Twitterからのリツイートで回ってきたのがはみだっし子のマンガの一コマ(正確には4コマ)
tweetした人にさかのぼると、明治大学で2/6から回顧展だって。
没後20年だって。

亡くなったのは、最近みないな〜なんて思っていた頃
風の便りに(ほんとうに風の便りとしか。。。たぶん友人と何かの拍子にでてきて、ああ、しんだねって言う感じの)

tweetしたのは大学生さんで、生まれたときにはもう亡くなったか亡くなる頃かってことよね。
本人も4000retweetにビックリしてたけど。
あの頃のサブカル少女は花とゆめ見てたと思うよ。
なかよしやマーガレットも見てたけど、自分を判ってくれるのは
花とゆめか、LaLa.
パタリロだってここからだし。

ううう、貪るようにまた読みたい。

文字はいいよね2015-01-18

ずっと、液晶画面しか見ていなかったけれど
ちょっと本を読み始めて、やっぱり文字はいいよね。

そしたら、今日平井和正が死んだって。
ブルーという名のサイボーグのお話好きだった〜。
万能が哀しみという未来を見せてくれた。
あれを読んだから、未来がすべてバラ色なんて
疑ってかかれって。

一方で村上春樹のHPが始まって。
あのときの挿絵の安西水丸さんはもういなくて。

あの頃は自分も若くて
村上さんが答えてることがすべてキラっキらっだった。
けど、今この歳でお答をみていると
他人行儀さがよく解る。
別に親身に寄り添ってるわけじゃないのは
前からそうだけど。つまり私ずいぶん引いてみえてるよね。

もしかしたら
前はもっと読者に近寄ろうとしてたかも知れないけれど
今は結構年長者目線でお話ししてる。
そういうものか。

今度は、新しい作品を読んでも
別物として見られるかも知れないな。

モルフェウスの領域2013-09-15

海堂尊の桜宮シリーズ。
「モルフェウスの領域」

冷凍睡眠(コールド・スリープ)と言う訳で
今回は完全フィクション、だよね。

9歳の男の子が5年間冷凍しつつ
脳みそとカラダに栄養と刺激を与えられ
14歳になる。

それに入れ替わり、少年に恋した20代後半の女性が冬眠する。
5年後、身も心も19歳の少年は、
10歳未満離れたところで加齢を止めた女性を愛するだろうか。

ミステリーと言うよりは
恋愛小説。

主役でない登場人物のセリフ。
「観覧車に一緒に乗るのはデートの相手だけと決めているんです。」
女の子の気持ち!
観覧車に乗れないなんて、もったいない。

インタビュー集2013-03-23

村上春樹のインタビュー集を読んだ。
3ヶ月くらいかかった。
文体に慣れないのと、出てくるタイトルのうろ覚えさ。
あれ、そんなはなしだったけ?みたいな。

その後読んだ
海堂尊の「マドンナ・ベルディ」は2日。
読みやすいのはもちろんだけれど
物語に自分をのせられるとのせられないのとで全然ちがうこと
実感しました。

今年は桜の開花が早くてほんとうに「サヨナラ」の桜です。
桜ってずっと出会いの花だったのに。
考えたら小さな町の桜は学校にあるのね。
東京は至る所に桜がある。住宅の中にもある。
花見をする、とういう行為は東京に来てからだ。
東京では毛虫をほとんどみなくて、もともといないのか。
それともたくさん消毒液をかけるのか、どっちなんだろう。

「花追い」って言葉が好きで
遠くからみるとびっしり咲いてるように見えるけれど
近づくと案外花はまばらに咲いていて
だから、子供が、「あっちのほうがいっぱい咲いてる」って
花を追って知らないところまで行ってしまって
迷子になることなんだけれど。
夢中になるっていいな。
花を追って迷子になりたいな。

ああ、この花追いって
レンゲ畑のことなんだけれどさ。
春、レンゲの咲くたんぼ道、強い西風
春の香りを胸一杯にかいだ希望の瞬間を
この時期私の鼻の奥をつんと刺激する。

、そしてまほろ駅前番外地2012-10-29

前段に書くことが特にない。

読了。
なので、お気に入りを引用しておこう。

いや、ちがう。本当は、こう言いたかった。胸くそ悪いもんと一緒にするな。おまえの母親が、おまえを愛したことが一度でもあるのか。俺みたいに、おまえの幸せを全身全霊かけて願うことが一度でもあったのか、と。
-星良一の優雅な日常-(文庫P63)

よかった、と岡夫人はおもった。
長い苦難を越え、かつてこどもだったそのひとは幸せになりました。
物語の最後は、そう結ばれる方がいい。現実には、そんなことはほとんどないとわかっているけれど。苦しみが彼を苛むことはもうないと、言いきれるものではないけれど。
-岡夫人は観察する- (文庫 P161)

年を取ると堪え性がなくなると言うが、本当だ。怒りや不安は場面に応じてまだ抑えることができる。けれど、愛おしいと思う心だけはあふれでてしまう。お互いしかいない老後のさびしさがそうさせるのか、ひとの心を構成する本質が愛情だからなのかは定かでないが。
-岡夫人は観察する- (文庫 P174)

由良は諦めを知っている。むなしさに押しつぶされず、さびしさをやりすごすために必要な、生きるうえでのたしなみだと思っている。
-由良公は運が悪い- (文庫P180)

だが、抗いがたい魅力も感じた。
そこまで搦めとられてみたい。清潔な家、うまい手料理、明るい笑顔の下で渦巻く情念。持てるすべて使って雁字搦めにされたら、窒息したって本望じゃないか。
-逃げる男ー(文庫P246)


あのさぁ、また読み間違いだと思うけど
今朝、目が覚めたらすごくすっきりしていて、
自分でもびっくりしたんだよ。
たぶん、なにか新しいことに踏み出したひとの背中をみつめて。
もやもやするかと思ったら、心の底から喜びが出ていたんだ。
うまくいくといいな。ほんとうに。

不幸か幸せかは、本人がどう思うかだけなんじゃないかな。
人が決めることではないよ。

場をあたためる、そしてまほろ駅前番外地2012-10-28

場をあっためるってあるんですね。

友人が演じたパントマイムの公演で
その前2作がまあ、、、新人さんというのもあり、
おもしろいものでなくて。
そして第3演目。
上手くて、テンポよくて、ストーリーもよくわかり
なによりおもしろい。
一気に舞台に観客の関心が集まった。
その場にいてよく解った。

観客席にいてのこれだから、
演じる側はもっと解るのではないかな。
こういう感じが演者の「やめられない」なのかとふと思ったり。

公演のあと友人と食事しながら話していて
友人が
「赤毛のアン」が好きで若い頃読んでいたが
大人になってから読み返したとき
若い頃はアンに感情移入してが
大人になったらマリラなんだよね。
もう、アンを返さないと決めて抱き寄せたときは
マリラと同じ気持ちになってうるうるだった。」
って聞いて自分にそういう体験が出来る本がないのに気がついた。
だって、ハードボイルドは自分成長記だもん。

そして、友人が私の話を聞きながら
「それは、恋だよ」って顔をしたのは見逃さなかったよ。
えぇ、えぇ、だって大好きなんだもん。

そして
まほろのつづき。
岡さんちの奥さんのお話。
とてもよい。まだ岡さんに届かない年齢だけど
いろんなところですごく共感できる。

すこし、三浦しおんに嵌まってみようかな。

逢瀬と逢引、そしてまほろ駅前番外地2012-10-26

「デート」の和訳は『逢瀬』がいいな。

ほとんど、空リプ(空じゃなくて限定リプ)状態だ(^///^)

年増女にとっての
”逢引”って
互いに惹かれあった者が約束して会う、ってイメージで
男が
女性を背中から抱きしめて襟元から胸をまさぐる近さ
なんだよね。

”逢瀬”は「デート」で作られるほとんどの文脈につかえると思う。
逢瀬の時間
逢瀬の約束
逢瀬の楽しさ
逢瀬のときめき
男女が互いに向き合って手を握りしめ、見つめ合う距離。

ま、「逢瀬しよう!」って通じないと思うけど。。。。

で、全然違う話題。
まほろ駅前番外地にでてくる「星良一」よいね。
いや、実際いたらぜったい好きになれない。
残忍すぎる。
しかし、物語での彼女の愛し方、凄くいい。
人の2面性と言ってしまってよいものかわからないけれど
全面的に許して愛してしまう
理屈で説明できないところが、とても心捕まえられる。